我孫子市・柏市のはりきゅう専門院

6年間続く、右首・肩から指先への痛みと痺れ

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来院者

50代男性 公務員

通院期間

2017年~ 約2ヶ月

頻度

週2回

通院回数

12回

症状

6年前より、右の首肩甲骨周辺・首から、右腕・指先(第2・3指)に痛みと痺れがある。

 

特に朝の起きがけが一番辛く、疼くような痛み。

首を回す動作が困難で首の骨と骨の間がグラグラと不安定な感覚がある。

 

整形外科では、頚椎症性神経根症と告げられ、ブロック注射を数回行ったが変化なし。

また、ロクソニンを処方され服用中。

 

他に解決方法はないかと、インターネットで調べていたところ、当院のことを知り来院。

 

施術と経過

初回)肩甲骨周辺と首周りの緊張を緩め、血流を改善する目的で首と肩甲骨周辺に鍼を行う。

経過:施術翌日、首の痛みが初回より、2割ほど、軽減。腕、指先の痛み、痺れは変化なし。

 

2回目)右肩、首の緊張に右脇腹の張りが影響していると考え、初回の処置に、腹部の鍼を加える。

 

経過:初回時より、肩・首に痛みは5割減。腕指先の痺れと痛みも2割ほど軽減する。

 

3~9回目)施術を受ける度に、肩と首の痛みが軽減していき、9回目の施術を終えたころには、首肩・腕の痛みはほぼ消失し、肩のコリ感と指先の痺れだけが残る。

 

10~12回目)10回目以降、指の痺れを改善する目的で、腕のツボに鍼を加えるが12回目まで変化なし。

 

日常生活、仕事ともに、支障がないということで、本人の希望もあり、施術を終了とした。

 

使用したツボの一例

委中 大椎 R陽陵泉 R手三里 R天宗 R天柱 R風池 R期門

まとめ

症状の原因と考えられる、頚椎周辺に処置を行い、血流改善を計ることにより、症状を徐々に寛解へと導くことができた。

 

そのなかでも指先の症状は2ヶ月の間に取り切ることができなかった。

 

神経症状は、一般的に、痛み→痺れ→麻痺の順に進行するため、痺れの改善には、さらに施術期間が必要であることが予想された。

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