指を動かすと、腕に痛みが走る(30代理容師)
来院者
男性 30代 理容師
来院者
2019年12月 ~ 2019年12月
頻度
週2~3回
通院回数
7回
症状
仕事で1日中腕を使うせいか、半年前から、指を動かす度に、前腕に痛みが走る。
腕の痛みが酷くなると、握力がなくなり、注意していないと物を落としてしまう。指もこわばり、紙をつまむ動作もどこかぎこちなくなる。
脳神経外科でMRI検査を受けたところ、「異常なし。気のせいでは?」と担当医から言われ、しばらく様子をみていた。
しかし、ハサミを握れないなど、仕事にも支障をきたすため、真剣に解決策をさがしていたところ、友人の紹介を経て当院に来院。
施術と経過
初回)腕の動きと脊椎の硬さを調べたところ、上部胸椎(肩甲骨の高さに位置する背骨)と肩甲骨の外側に異常なコリを発見。
コリが最も強いと感じた3点に鍼を行いこの日は施術を終了とした。
初回後の経過:初回施術後。痛みが僅かに軽減。
2回目)初回施術後、2日ほどは前腕の痛みも少なく、仕事も集中できたが3日後から、痛みが少しずつ再燃。
初回で確認した、肩甲骨外側と、上部胸椎周辺への処置に加え、手指の間のツボに針をする。
2回目後の経過:LINEで腕の痛みがすっかりとれたと連絡を受ける
3回目)腕の痛みはほとんど気にならなくなったが、指のこわばりや、手洗い後、指の雫を振り払う動作で手首より先に痛みを感じる。
施術のポイントは同じと考え、上部胸椎、肩甲骨周辺のコリに鍼を以後、7回目まで、行う。
コリが小さく柔らかくなるにつれて、症状も軽減し、仕事も苦痛なるできるようになった。
以後再発防止のため、一ヶ月に一度、施術を継続。