卓球のあとから続いた左足の痛み──「また痛くなるのでは」という不安が和らぐまで(60代女性のケース)
左足を、少し庇うように歩く。ものすごく痛いわけではない。でも、違和感はいつもそこにある。「またあの激しい痛みが出るんじゃないか」——そんな不安が、頭の片隅から離れない…
こんにちは。はり・きゅう専門院 ゐろは鍼漢院 院長の池内です。
今回ご紹介するのは、卓球のあとから続いた左足の痛みと、「また痛くなるのでは」という不安に、1年ほど向き合ってこられた60代女性のケースです。
卓球のレッスンのあとから、左足に重い痛みが続いていた60代女性。整形外科では「椎間板ヘルニアの疑い」と言われ、お薬でははっきりした変化がありませんでした。腰を中心に鍼施術を5回続けたところ、痛みは少しずつ和らぎ、8000歩の外出も痛みなく楽しめるまでになりました(この方の経過です)。※症状には個人差があります。
この記事を書いた人

池内 公(いけうち いさお)
はり・きゅう専門院 ゐろは鍼漢院 院長
はり師・きゅう師(国家資格)。臨床歴20年以上。2009年に当院を開院。病院勤務では内科・整形外科・耳鼻科など、多くの専門科の現場を経験。信条は「一本の鍼には、一人の可能性を広げる力がある」。
こんな経験はありませんか?
- 歩き始めて5分くらいすると、じわじわ痛みが強くなってくる
- 病院で検査を受けても、はっきりした原因がつかめない
- お薬をのんでも、思ったほど変わらない
- 「またひどく痛んだらどうしよう」と、好きなことを思い切り楽しめない
そんな経験はありませんか? 今回の方も、まさにこうした毎日を過ごされていました。
今回ご紹介するケース(60代女性・卓球のあとから続いた左足の痛み)
きっかけは、1年ほど前。卓球のレッスンで、体をひねりながら100球を打つ練習をした直後から、左足に痛みが出はじめました。翌日には、歩くのもつらいほどに。

痛みの範囲は、左の太ももの外側からふくらはぎ、足の外側まで。「ここが痛い」と一点を指せるものではなく、面で押し寄せるような、グーッと重い痛みです。歩き始めて5分ほどすると強くなる——そんな状態が続いていたそうです。
初めて来院されたとき、この方は左足を少し庇うようにして歩いていました。お話をうかがうと、こんな言葉が返ってきました。
「今は、ものすごく痛いわけではないんです。でも、違和感がいつもあって……。また以前みたいな激しい痛みが出るんじゃないかと思うと、卓球を続けたいけど思うようにできなくて」
痛みそのものだけでなく、「また痛むかも」という不安が、毎日に影を落としていました。
病院で「ヘルニアの疑い」と言われて
この方は、整形外科で「椎間板ヘルニアの疑い」と言われ、すでにお薬を処方されていました。
当院では、病院での診断を、大切な情報のひとつとして受けとめています。今回も、その診断を手がかりに腰のまわりを調べ、必要と思われるところに数本、鍼を打ちました。あわせて、全身のバランスを整える目的で、足先や手のツボにも鍼を加えています。
病院で検査を受けて、お薬をのんでもなかなか症状が変わらないと、少しずつ気持ちが落ち込んで、「もう、このままなのかな…」と感じてしまうものですよね。それでも、鍼を根気よく続けるうちに、少しずつ楽になっていかれる方を、これまでたくさん見てきました。
※症状には個人差があります。
施術の経過
初回は、まず「腰」に鍼を打つことで、翌日以降、違和感は残るものの、来院当初の痛みは和らいでいきました。
2回目以降は、腰に加えて「足先」と「手」にも施術を広げました。回を重ねるごとに、階段を一段ずつのぼるように、少しずつ変化が現れました。
印象に残っているのは、4回目の施術のあとです。次の来院のとき、うれしそうに話してくださいました。
「以前は、5分も歩くと必ず痛みが出ていたんです。でも今回は、8000歩あるいても、痛みが出ませんでした」
ご家族との行楽で、8000歩。以前なら痛みが出ていた距離を、痛みなく歩けた——ご本人にとって、大きな一歩だったと思います。
施術は計5回。期間中に痛みがぶり返すことはなく、症状は少しずつ、着実に落ち着いていきました。
※症状には個人差があります。
生活が戻っていく──もう一度、社交ダンスを
この方は以前、社交ダンスを習っていました。コロナ禍をきっかけに、やめてしまっていたそうです。

施術を重ね、歩くときの不安がやわらいでくると、会話の中に、こんな気持ちがのぞくようになりました。
「また痛みが出ないのなら、社交ダンスをもう一度やってみたい」
痛みが和らぐことも、もちろん大切です。でも、それ以上に——「またやりたい」という前向きな気持ちが戻ってくること。それが、私達にとってもいちばんうれしい変化でした。
こんな方はご相談ください
- 病院で検査をしても、足や腰の痛みの原因がはっきりしない
- お薬をのんでも、思うように変わらない
- 歩き始めてしばらくすると、痛みが強くなる
- 「また痛くなるのでは」という不安で、好きなことを思い切り楽しめない
上記のようなことでお悩みの方は、ひとりで抱え込まずに、まずはお気軽にご相談ください。
気になる方は、一度ご相談ください。
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