我孫子・柏のはりきゅう専門院

指、全体につっぱったような違和感

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来院者

70代男性

通院期間

2017年〜

頻度

週2〜3回

通院回数

11回

症状

2年前より、両手の指全体に突っ張ったような、違和感があり、起床時や握る動作でより、強く感じる。

 

特に、小指は「ピリッ」とした痛みが走る。

病院でリウマチ検査を受けたところ、陰性。頸椎のレントゲンでは、骨には異常なしと言われた。

ゴルフ仲間に相談したところ当院を紹介され来院。

施術と経過

姿勢を観察したところ、胸椎(胸の高さの背骨)が後方に歪み、頭が前につきでている、いわゆるストレートネックの状態であった。

 

ストレートネックにより頭の重さがうまく支えられず、首~背中に過度の負荷をかけていることが症状の原因と考えた。

 

首から肩を緩める目的で鍼灸を開始。また、正しい姿勢を心がけるよう指導したところ、第5回目あたりから、手の痺れを感じる時間が大幅に減少した。

 

8回目あたりから右手の違和感は半減し、左手に関しては、7割がた消失。

 

また、両手の小指に走る「ピリッ」とした痛みはすっかりなくなっていた。

 

 

11回目の施術後、症状が消失していることを確認し、それ以後は再発防止と健康管理目的で月に1回の施術を継続。

 

2018年8月現在。症状は再発することはなく、趣味のゴルフを存分に楽しんでいる。

来院者

六谷  C6(1) 後渓 T5(1)

まとめ

病院の検査で骨などに異常がないと告げられていても、首肩の慢性的なコリがあれば、そのコリは手に繋がる神経を圧迫する一つの要因となりうる。

 

今回は姿勢不良によるストレートネックが慢性的なコリを生み出す原因と考え施術をおこなったところ、徐々に症状が消失した。

 

また、姿勢に関する正しい知識を患者に伝え、よい姿勢を定着させることで、1年以上経過した、現在も再発することなく過ごせている。

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