我孫子市・柏市のはりきゅう専門院

急にくる尿意、間に合わない…頻尿・尿もれでお悩みだった50代女性のケース

" 症例 "

2026年7月11日

急に、待ったなしの尿意がやってくる。あわててトイレに駆け込んで、間一髪……。

そんな「トイレの心配」が、いつも頭のすみにある——という方はいらっしゃいませんか。

こんにちは。はり・きゅう専門院 ゐろは鍼漢院 院長の池内です。

今回ご紹介するのは、半年ほど前から頻尿と尿もれに悩まれていた、50代女性の方のケースです。

この記事の要約

  • 半年前から、頻尿・尿もれ・残尿感、日によって夜間の頻尿にも悩まれていた50代女性のケース。
  • 「年齢のせいかも」と尿もれパッドを検討していたところ、ご友人の紹介で来院。
  • 頻尿の方によくみられる「冷え」や「お腹のゆるみ」はなく、下腹部の奥に硬いこわばりがありました。
  • 太ももの内側にある「足五里(あしのごり)」というツボを使って施術。
  • この方のケースでは、数回で症状が落ち着いていきました。※変化には個人差があります。

ゐろは鍼漢院 院長 池内公

この記事を書いた人
池内 公(いけうち いさお)/ゐろは鍼漢院 院長。はり師・きゅう師。病院勤務で内科・整形外科・耳鼻科などの現場を経験し、臨床歴20年以上。「一本の鍼には、一人の可能性を広げる力がある」を信条に、千葉県我孫子市で日々奮闘中。

「トイレに間に合うかな」がいつも頭にある

この方が気になり始めたのは、半年ほど前からでした。

日中、トイレが近い。そして、急に強い尿意がこみ上げてくる。

幸い、間に合わなかったことはないそうですが、ここ1ヶ月ほどは、あわててトイレに駆け込んで「間一髪」ということが数回あった、とのことでした。

用を足したあとも、なんだかスッキリしない残尿感もありました。

さらに、毎晩ではないものの、日によっては夜中に1時間おきほどトイレで目が覚める日もあったそうです。

「これも年齢的なものかしら」と、尿もれパッドを検討していたところ、ご友人の紹介で当院へ来られました。

「冷え」でも「ゆるみ」でもなかった、お腹の奥のこわばり

頻尿でお悩みの方のお腹に、そっと手を当てさせていただくと、下腹部が冷えていたり、力が入りにくくフニャッとゆるんでいたり——という状態がよくみられます。

ところがこの方の場合は、そうした冷えやゆるみは見当たりませんでした。

体格も、痩せても太ってもおらず、筋肉のつき方も同年代の方と比べてしっかりされていて、冷えというよりは、どちらかというと暑がりな方でした。

そこで、お腹の表面ではなく、指をそっと奥のほうへ沈めてみると、硬く、こわばったところがあるのを感じました。

下腹部に手を当てて不調を気にする女性

お腹の奥のこわばりと、頻尿の関係

ここで、東洋医学的な見方を少しだけお話しさせてください。

膀胱(ぼうこう)は、おしっこをためておく、やわらかい水風船のような臓器です。

その風船のまわりの筋肉がこわばって、外からギュッと押されているとしたら、どうでしょう。

まだ余裕があるはずなのに、「もう限界です」という信号が早く出てしまう——そんなことが起こっても不思議ではありません。

だとすれば、膀胱そのものよりも、そのまわりの緊張をゆるめてあげることが、負担を軽くする助けになるのではないか。私達は、そんな見立てで施術にあたりました。

太ももの内側にある「足五里(あしのごり)」というツボ

この方に使ったのは、足五里(あしのごり)というツボです。

太ももの内側、脚のつけ根の近くにあります。「つらいのはお腹なのに、どうして太もも?」と思われるかもしれませんね。

足五里(あしのごり)のツボの位置。太ももの内側の中央あたり

足五里は、東洋医学では古くから、下腹部の張りや、おしっこにまつわる不調に関わりの深いツボとして用いられてきました。

つらい場所そのものではなく、そこと道でつながっている離れたツボを使う——これは東洋医学ではめずらしいことではありません。

この日は、左足の足五里に鍼を一本打ちました。すると、下腹部の奥にあったこわばりが、ほんの少しゆるんだ手ごたえがあったので、この日の施術はここまでとしました。

その後の経過

翌日から、一回のおしっこの量が増えたように感じられ、気になっていた残尿感も、あまり気にならなくなっていったそうです。

日中、たびたびトイレに立つことも少なくなり、ご本人も「驚きました」とおっしゃっていました。

その後、同じ施術を週1回のペースで、3回ほど続けていきました。

すると、急にこみ上げるような尿意や、夜間にトイレへ行く回数も、だんだんと落ち着いていきました。

現在は、健康維持のために、月に1回のペースで通われています。

悩みが和らぎ、窓辺でくつろぐ晴れやかな表情の女性

※おしっこの変化には個人差があります。また、頻尿や尿もれの陰に、治療が必要な病気が隠れていることもありますので、気になる症状が続くときは、泌尿器科など医療機関へのご相談も大切にしてください。

こんな方はご相談ください

  • 日中、トイレが近い・回数が多いと感じる
  • 急に強い尿意がこみ上げて、あわててしまうことがある
  • 用を足したあとも、スッキリしない残尿感がある
  • 夜中に、何度もトイレで目が覚める日がある
  • 「年齢のせい」とあきらめて、パッドなどでしのいでいる

上記のような症状でお悩みの方は、ひとりで抱え込まずに、一度ご相談ください。

ご予約はこちら

当院は完全予約制です。
ご予約・お問い合わせは、下の3つのいずれかから、お気軽にどうぞ。

受付時間:平日 9:00〜19:00/土曜 9:00〜17:00(日・祝休み)
※キャンセルは、予約日の2日前までにご連絡ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

カテゴリー: 症例.
  • ブログカレンダー
    2026年7月
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031  
  • ブログカテゴリー
  • スタッフのブログ
    スタッフブログ
  • タグ
  • 最新記事
  • アーカイブ
  • お気に入り