我孫子・柏のはりきゅう専門院

口からものがこぼれる。突っ張るような額の違和感(60代男性)

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来院者

60代男性

通院期間

2019年4月〜6月

頻度

週2〜3回

通院回数

17回

症状

朝、歯磨きをする時に、口から水がしたたり落ち、さらに翌日の朝、鏡を見ると、顔の右側が歪んでいる事に気がつく。

その翌日に病院で検査を受け、ベル麻痺と告げられ、2週間の入院生活を余儀なくされる。

 

入院中は、ステロイドによる処置を3クール行うが症状に変化なし。退院した翌日。鍼灸の施術を希望して当院に来院。

 

【服用薬】ビタミン剤 血流をよくする薬

施術と経過

初回〜7回目

施術内容:顔面神経の通り道である耳周辺の筋肉の緊張を和らげ、顔面神経及び、表情に関わる筋肉に新鮮な血液を行き渡らせる目的で、手と肩甲骨周辺にあるツボに鍼を行う。

 

経過:

初回後「『目の開きが少し良くなったね』と妻に言われた。」との報告をうける。施術直後肩が少し重い気がしたが翌日には逆に軽くないるように感じた。

 

2回目施術後、帰宅すると右目から涙がポロポロと流れた。以前より、よく眠れる。よく眠れた次の日は顔がスッキリしていて調子がよい。

 

7回目後。まぶたが閉じやすくなり、目が以前のように乾かなくなった。飲食、うがい時に口からものがこぼれる事もほとんどなくなる。

8〜17回目

8回目以降あまり調子が良くない。口角も以前のように重さを感じる。

 

口をすぼめる動作をしてもらったところ、左に比べて、右の首筋前の筋肉がうまく動いていないことから、同部位を緩める目的で手と足のツボに鍼をおこなう。

 

経過:

9回目施術後。口の重さが軽くなり、すぼめる動作が行いやすくなる。

 

11回目施術後。今までおデコの皮膚のツッパリがなくなり、この頃より、皺がうっすらと作れるようになる。

 

17回後。まだ、顔の表情に左右差はあるが、おでこにしっかりと皺かできるようになったのを確認し、施術を終了とする。

 

使用したツボの一例

合谷R 開魄R 養老R 項強R 外谷R 

まとめ

二週間の入院後、鍼灸の施術を開始し、徐々に改善が見られた症例。

首肩の凝りを和らげ、顔面神経と表情筋の血行促進したことが症状改善につながったと考えられる。

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