我孫子のはりきゅう専門院

抗うつ薬服用後より3年間続く便秘

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来院者

40代男性

通院期間

2014年~

頻度

週1回

通院回数

14回

症状

3年前に抗うつ薬(アモキサン)を服用後、便秘が続く。

 

アモキサンの服用は1年前に中止したが、その後も便秘症。

 

便意はもよおすけれども、肛門付近で滞る感じがある。

排便は毎日あるが、排便後も、すっきり感がなく、排便後にお腹の張りが強くなることがある。

 

その他の症状:不眠

施術と経過

初回)臍の下の冷えと上腹部の緊張を確認。

 

大腸の機能を高める目的で、腰と下肢のツボに鍼を行う。

 

経過:いつも1日1回の排便だが、初回施術の当日は、2回排便した。しかし、いつものように、残便感がある。

 

2~5回目)初回のツボに加え、手の反応点に鍼を1本加える。

 

経過:初回の翌日と同じように、1日2回の排便が、施術した翌日から、2日間づづけてある。ただし、形状は毎回コロコロですっきりしない。

 

6~10回目)初回のヒアリングで、精神的ストレスが便秘を引き起こしている可能性が高いと考え、精神安定に関係する鍼法を手首に施す。

 

経過:寝付きがよく、朝スッキリと起きれる日が1週間の中で3日ほどあった。よく寝れた、翌日は、朝にバナナ状の良い便がでる。

 

11回目)6回目以降、精神を整える鍼法を行ってから、快便の日が増えてきた。このことから、精神作用のたかい、耳のツボに皮内鍼の処置を加える。

 

※皮内鍼:鍼道具の一種。丸いシールの中心から1mm以下の短い鍼がでている。ツボに張り続けることで、持続的な効果が期待できる。

 

経過:皮内鍼を受けてから、ほぼ毎日快便。耳鍼が外れた週の後半はやや、残便感があった。

 

12回目~14日目)11回目と施術内容同じ。夜仕事の残業で、睡眠時間が十分確保できなかった日や、考え事で眠れなかった日以外は、毎朝よい便が出る。

耳つぼの場所を教え、そこを毎日爪楊枝で刺激するよう指導し、週1回の定期的な通院は終了とした。

 

使用したツボの一例

大腸兪・陽陵泉・曲池・神門  耳つぼ:神門

まとめ

西洋医学的にも、東洋医学的にも、排便は、精神状態が大きく影響すると考えられている。

本症例では、6回目以降、施術内容を精神安定に重きを置くことで良い結果がみられた。

便秘でお困りのあなたへ

 

「気がついたらいつも、お腹をさすっている。

お通じの事を考えない、普通の日常を手に入れたい。」

 

当院では、そんな声に応えるべく、2009年の開院以来、便秘の症状で悩む多くの方と向き合ってきました。

 

病院や整体で改善しなかった場合でも、一度ご相談ください。

 

このページをお読み頂いている、あなたが、便秘に悩むことなく、日々を生き生きと過ごせるよう全力でサポートします。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。


ゐろは鍼漢院 院長  池内 毘観

院長プロフィール

池内毘観 1980年生まれ。

2003年 鍼灸師国家資格を取得。

 

整形外科、内科、婦人科、耳鼻科など多くの科を有する、長野県水嶋クリニックの勤務を経て、2009年に独立。16年間でのべ、5万人以上の施術経験を積む。

 

現在、『一本の鍼には、一人の可能性を広げる力がある」を信条に日々奮闘中。