痛くて膝を曲げづらい
" 膝痛 "
来院者
40代女性
通院期間
2023年4月
頻度
週2回
通院回数
3回
症状
2-3日前から右膝の上あたりに痛みがある。
立位の姿勢で前で屈伸をしてもらうと、100度くらいの角度で痛みが膝の前、特に外側二痛みが走る。
その他:元々左腰がいたい。
経過と施術
初回
膝の外側に痛みが特に強くでるため、膝の屈伸運動の関係のある胸椎から腰椎を調べたところ、胸椎の10~12番の動きが低下していることを確認し、確認した、胸椎の横にあるツボに針を打った。胸椎10~12番の動きが改善したことを確かめその日は施術を終了とした。
経過:翌日から、翌々日にかけて、正座がでるくらい、膝は曲がるようになったが、足首とアキレス腱に痛みを感じる。
2~3回目
2回目:足首の可動性をます目的で第5中足骨(足の5番目の小指の際)に針をうった。
その場で正座が問題なくできるようになる。
3回目:2回目と同じ施術を行う。 その後、10日間様子をみてもらい、経過を報告するうお願いし、施術を一旦終了した。
2週間後、問題なく生活できているという連絡をもらい、施術を終了した。その後は、本人の希望で、自律神経の調節、疲労回復の目的で一ヶ月に一度来院。
使用したツボの一例
T9(1)L T11 (1)L 足臨泣L
まとめ
膝の動きは、膝関節単独で行われることは少なく、殆どの場合、背骨や、股関節など、その他の部位と協力しながら動いている。
本症例では、膝に関わる膝以外、胸椎や中足骨の動きを鍼で整えることで、不自然な体の使い方による膝への負担を減らすことで改善がみられた。