我孫子・柏のはりきゅう専門院

額・唇のしびれ・顔面部右側の麻痺(50代男性)

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来院者

50代男性

 

通院期間

2021年10月〜12月

 

頻度

週3回

 

通院回数

17回

症状

来院3日前。仕事の帰宅後、舌と顎のあたりに違和感を覚える。

(その他:発症前日は右の肩こりが、いつもより、酷く気になっていた)

 

翌朝、うがいをする際に、口から水がこぼれ落ちたことで異変を感じた。

 

鏡を見たところ、顔の右半分の皮膚が垂れ下がっている事に驚き、近くの耳鼻科にかかったところ、ベル麻痺と告げられる。

 

うがいの際に口から水が溢れるほか、額にシワを寄せる動作が行うことができない。眉毛の位置も左より、右側の眉が1cmほど下がっている。

 

耳鼻科では薬(プレドニンとバルトレックス)を処方され、その後、経過を観察すると言われたが、少しでも早い回復を望み、鍼灸による施術を希望し来院。

経過と施術

来院初回。顔面神経の出口である、耳後ろ周辺のコリを和らげる為に手足のツボに鍼を行う。しっかりと目的の場所が柔らかくなっていることを確認し初回の施術を終えた。

 

その後同じ施術を10回目まで継続。施術後は決まって、帰宅までの間に、まぶたや口元あたりがピクピクと痙攣する感覚があり、その後、患部が「ダーッ」っと暖かくなるとのこと。

 

11回目以降、それまでの施術に加え、首と肩甲骨のコリに対して鍼を随時行う。

 

12回の施術が終える頃には、左右の眉毛の高さがほぼ揃い、額にシワが寄せられるようになる。

 

徐々に口周辺の動きもよくなり、口に水を含んでもこぼれず、食事も問題なく取れるようになる。

 

唇のしびれたような違和感は、わずかに残るものの、顔面神経麻痺のことを忘れるくらい日常生活を送れるまで回復したため、17回の施術をもって終了とした。

使用したツボの一例

外谷R 養老R 足三里R 承山R 白腰L T3(1)R

まとめ

顔面神経麻痺は、発症後どれだけ、施術を早く開始するかが、その後の回復と後遺症の有無を左右する。

本症例では、耳鼻科の検査後、すぐに薬の服用と合わせて鍼灸施術を集中的に行ったことが、早期回復に繋がったと考えられる。

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