我孫子市・柏市のはりきゅう専門院

幼少期から続く便秘

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来院者

30代女性

通院期間

2018年11月~

頻度

週1回

通院回数

7回

症状

こどもの頃から便秘症。3~4日に一度しか、お通じがなく、常に、お腹が張っている感じがする。

便秘の他、肩こり・肌荒れが気になる

 

仕事はデスクワークと接客業が中心で、気を使うことが多く、ストレスを常に抱えている。

 

もともと、肩こりの施術目的で来院したが、便秘にも効果が期待できることを知り、施術を開始する。

施術と経過

初回)腹部の硬さ、張り、冷えなどを丁寧に調べると、臍周りと左の脇腹に硬さを確認。

確認した腹部の緊張を緩める目的で、胃腸と関係の深い手足のツボに鍼をする。

 

経過:初回の施術翌日、2日ぶりにお通じがあったが残便感が残る。

 

2回目)初回の翌週来院。臍周りの硬さは変化なし。左の脇腹の硬さは、半減している。

排便は2日~2日半間隔であるが、スッキリ感がない。

初回同様、反応のある手足のツボに鍼を行う。

 

経過)施術翌日排便あり。排便と同時に肩こりが楽になった気がする。

 

3~7回目)臍周りの硬さが少し和らいでいるのを確認。

7回目まで、毎回、腹部の緊張を和らげる目的で手足のツボに鍼を行う。ひと鍼打つごとに、腹部の緊張の変化を丁寧に確認し、次の鍼をおこなう。

 

経過:6回目の施術後7回目までの1週間、隔日で排便あり。残便感も消失。肩のこりも以前より楽になった。

 

7回目終了後、便意を催すための体操を指導し、毎日行うように伝え、その後は、肩こり解消と体調管理の目的で、月に一度通院中。

 

その後も毎日はないが、だいたい2日に1度の割合で通じがあると報告を受けている。

使用したツボの一例

合谷・曲池・上巨虚

まとめ

胃腸の不具合でおこる、便秘症は、自律神経の乱れが原因で起きてることが多い。

 

鍼灸には自律神経を整えるテクニックが古来より存在し、本症例では、反応のあるツボに的確に鍼をあて、処置することで排便をうまく誘導することができた。

 

便秘の原因は生活習慣とストレスに起因することが多いので、便秘再発予防のためには、これらのことに注意を払うことも大切。

便秘でお困りのあなたへ

 

「気がついたらいつも、お腹をさすっている。

お通じの事を考えない、普通の日常を手に入れたい。」

 

当院では、そんな声に応えるべく、2009年の開院以来、便秘の症状で悩む多くの方と向き合ってきました。

 

病院や整体で改善しなかった場合でも、一度ご相談ください。

 

このページをお読み頂いている、あなたが、便秘に悩むことなく、日々を生き生きと過ごせるよう全力でサポートします。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。


ゐろは鍼漢院 院長  池内 毘観

院長プロフィール

池内毘観 1980年生まれ。

2003年 鍼灸師国家資格を取得。

 

整形外科、内科、婦人科、耳鼻科など多くの科を有する、長野県水嶋クリニックの勤務を経て、2009年に独立。16年間でのべ、5万人以上の施術経験を積む。

 

現在、『一本の鍼には、一人の可能性を広げる力がある」を信条に日々奮闘中。

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