1分でわかる「ゐろは鍼漢院」
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常に喉に違和感があり気になってしょうがない
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冷たいものを食べたり飲んだりすると喉を通らない
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えへん!とやっても違和感がとれない
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喉の違和感で病院で検査を受けたけど原因不明
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喉が詰まった感じで呼吸がしずらい
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喉に異物感があり常に気持ち悪い
喉の違和感の為に、本来楽しいはずの会話や食事が楽しめなかったり、常にノドの不快感を気にしながら生活するのは、とても辛いことです。
もし、あなたが喉の違和感に悩み、病院で精密検査をしても「異常なし」と言われたのであれば、それは、梅核気(ヒステリー球)と言われる症状かもしれません。
このページでは当院の咽喉頭異常感症(ヒステリー球)に対する考え方や、施術方針についてまとめました。
実際に施術を受けた方の声や症例も公開していますので是非、参考にしてください。
咽喉頭異常感症とは?
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- しめつけられる
- 何かできている
- くすぐったい
など、自覚症状がありながら、病院で検査をしても、訴えに見合うだけの異常(器質的な病変)が見つからないのが、咽喉頭異常感症の特徴です。
現代医学では、まだそれほど認知されていませんが、東洋医学では、この症状を古来、「梅核気(ばいかくき)」「咽中炙臠(いんちゅうしゃれん)」と呼ばれ、鍼灸にて対応してきました。
昨今ではヒステリー球とも呼ばれています。
咽喉頭異常感症の原因
お体は本来、体の働きを活発にする交感神経と、リラックスさせる副交感神経が上手に働くことにより、バランスを保っています。
しかし、交感神経ばかりが働き続け、過度な活動状態が続くと、負担を強いられ続けた、筋肉は固くなってしまい、引きつりや痙攣を起こしやすくなります。
手足がつったり、こわばるのも、交感神経の過緊張によるものが多いと考えられていますが、喉の症状についても同じメカニズムが考えられます。
ノド周辺の筋肉に過剰に力が入り続けることにより、筋肉が硬直状態になり、これを「しこり」の様な異物として感じるのが咽喉頭異常感症です。
この点は、精神的ストレスが「食いしばり」や「歯ぎしり」といった行動として表れる様子によく似ています。
病院での一般的な対処方法
病院で
- 抗アレルギー薬
- 抗うつ薬
- 半夏厚朴湯などの漢方薬
など薬物療法を行うことが一般的です。
病院の処置でよくなる方がいる一方で、その後も症状が改善せずに悩んでいる方が多くいるのも現実です。
そんな時、鍼灸が力になれるケースがあります。
当院では
当院では「自律神経の調節」と「筋肉の緊張緩和」を主におこなっていきます。
①自律神経の調節
ノドに周辺の筋肉に不必要な緊張が続くのを回避するために、自律神経のうち、身体をリラックスさせる働きを担う、副交感神経を刺激していきます。
副交感神経を刺激する方法としては、一般的に、腹式呼吸が知られていますが、鍼灸では、呼吸のリズムに鍼灸の刺激のタイミングを合わせることで自律神経の働きを調節するテクニックが古来、存在します。
②喉周辺の緊張緩和
この図からも、喉、周辺には実にたくさんの筋肉があることが、わかります。
喉のツボは手足や背中に多く存在するので、喉周辺には鍼をすることはありません。お一人お一人の体の癖や体質から、解決の糸口を探して行きます。
来院者さまの声
当院の咽喉頭異常感症の症例
来院者
50代女性
通院期間
2021年9月~
頻度
週1回
通院回数
8回
症状
3~4年前より、逆流性食道炎。
胃酸が逆流するせいか、咳が喉が焼ける感じがし、咳がでる。
毎年、春から、夏にかけて症状がひどくなる。いつも、薬を飲むと咳は治まっていたが、今年は、春先に風邪をひいいてから、その後、症状が酷くなり、咳と痰、吐き気に悩まされている。
来院した9月時点でも症状に変化なし。
1日の中でも、朝方と夜就寝前が辛い。
経過と施術
初回。呼吸器と胃腸を整える目的で手足に鍼を行う。
その翌日から、4日間咳が治まる。5日目から、咳と痰が再燃。
同じ施術を週1回継続したところ、徐々に症状が寛解。1週間を通じて症状がほとんど出なくなったため、8回の施術をもって、定期的な施術を終了とした。
現在は、再発予防・メンテナスの目的で月に1回通院中。
使用したツボの一例
列缺 合谷R 足三里L 開魄L
まとめ
逆流性食道炎による、咳の回復は多くの場合、時間もかかり、消して簡単なものでは、ありませんが、2ヶ月という短期間で症状の寛解がはっきりと観察できた症例です。
呼吸器と消化器の2つの機能を同時に整えたことが、症状寛解の決めてとなりました。
来院者
10代女性
通院期間
2021年5月〜6月
頻度
週2回
通院回数
3回
症状
来院する数週間前より、喉の違和感と空咳が続く。
喉の違和感は寝起きに一番症状を感じる。
勉強などで集中している時は気にならない。
その他、肩こり、頭痛、目の疲れに悩む。
経過と施術
首と肩の付け根が異常に緊張していることから、首肩のコリが喉周辺を圧迫し、症状を誘発していると考え、関連する手足のツボに鍼をおこなった。
翌日、寝起きにいつも感じている違和感が半減していることに気がつく。一日を通して、空咳が出る機会も少なくなる。
2回目、3回目と同じ施術を繰り返したところ、その後、症状が消失。肩こりを自覚することも少なくなり、頭痛頻度が減り、目の疲れも軽減した。
その後月一回、健康管理のため、通院を継続。
使用したツボの一例
列缺 合谷 開魄
まとめ
肩周辺のコリは、慢性化すると、頭痛や耳鳴りなど様々な症状の要因となりうる。また本症例の用に、慢性化した肩こりは喉の違和感や呼吸器系の機能低下にもつながる。
発症後2週間という、まだ症状が発症してから、日が浅かったため、数回の施術で改善がみられた症例。
水嶋クリニック院長
水嶋 丈雄医師
池内先生は種々の鍼灸理論に精通しています。
体のこと病気のこと、お困りのことがありましたら気軽に一度ご相談してみてください。
施術の流れ
写真は左右にスライドできます◀▶
院長プロフィール
池内 公 1980年生まれ。
2003年 鍼灸師国家資格を取得。臨床歴20年。
整形外科、内科、婦人科、耳鼻科など多くの科を有する、長野県水嶋クリニックの勤務を経て、2009年鍼灸専門、「ゐろは鍼漢院」を開院。
現在、『一本の鍼には、一人の可能性を広げる力がある」を信条に日々奮闘中。
当院の5つのお約束
1.しっかりと説明を行ったうえで、施術を行います。
検査とヒアリングを丁寧におこない、
現在のお体の状態と、これから行う施術内容をしっかりと説明してから、施術を行います。
2.より確かな技術を追求し続けます
来院者さまが一日でも早く改善するよう、より確かな知識と技術を学び続けます。
3.無理に通院を促すことは致しません。
からだの専門家として、お体が良くなるために必要な通院頻度や通院期間は、しっかりと伝えますが、無理に通院を促すようなことは致しません。
4.常に来院者さまにとって最も良い選択を考えます
当院が来院者さまに提供する施術方法は、東洋医学をルーツとする鍼灸です。
しかし、これは現代医学への挑戦ではありません。
初回の「カウンセリング」や「検査」。または施術を行い続ける中で、「もう一度、専門医に診てもらう必要がある。」
と判断したときは、来院者さまが健康になる機会を損なわぬよう、病院にかかることをお勧めすることがあります。
東洋医学と西洋医学は対立するものではなく、お互いの長所が短所を補うものであることが望ましい。
私達はそのように考えています。
5.待ち時間なしでご案内いたします
当院は完全予約制という形態をとっております。
忙しい方にも待ち時間なしでご案内することができます。
良くある質問
A1.週に1~2回の通院が必要です。
症状が落ち着いてきたら、週1回→隔週へと間隔をあけていきます。通院期間の目安は、1ヶ月~3ヶ月です。
Q2.鍼灸を受けるタイミングは?
A2.なるべく早く鍼灸を受けることをお勧めいたします。
調子が悪い状況をやり過ごすほど、症状が定着し、回復するための施術回数も期間も増えてしまいます。どんな些細な違和感でも一人で悩まずにご相談ください。
Q3. すでに病院に通っていますが、施術してもらえますか?
A3.病院での処置と当院の鍼灸を併用しても問題ありません。
他院での鍼灸または、各種療法との併用を検討されている場合は事前にご相談ください。
ご案内 お気軽にご相談ください。
受付時間
9:00~19:00(休院日:日・木・祭日)
料金と時間の目安
初回 |
(約40分) ※10分前にはお越しください。 |
2回目以降 |
6600円(約20分) |
「多くの方に鍼灸を体験していただきたい」という思いから、当院のホームページをお読みいただき、施術方針を理解していただいた方には、初回のみ、特典料金で施術を行います。
※保険はご利用になれません。あらかじめご了承下さい。
予約について
ステップ1:04-7100-0039にお電話ください。
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