鍼灸が初めての方へ
鍼灸がはじめての方へ
数ある施術方法の中から、鍼灸に興味をもっていただき、嬉しく思います。
あなたの周りで鍼灸を受けている人はどれくらいいますか?
かつて明治維新により、西洋文化中心の政策が行われるまで、鍼灸は日本医療の中心でした。
そんな鍼灸の普及率は現在わずか10%未満と言われています。
しかし、近年では、鍼灸は世界の注目を集め、
WHO(世界保険機関)も腰痛、腱鞘炎などの運動器疾患だけではなく、内科、婦人科、小児科など、43疾患を鍼灸の適応症として挙げています。
日本でも、ここ十年で、四年制の鍼灸大学が複数、新設された他、犬猫をはじめとした動物医療の世界でも鍼灸が取り入れられていることをご存じでしょうか?
これは、「ストレス社会」と呼ばれる現代において、「心」と「体」の問題を切り分けずに捉える東洋医学が求められているからに他なりません。
ゐろは鍼漢院は、そんな、古くて新しい医学である「鍼灸」を通じて、西洋医学や数ある代替医療でもなかなか、改善せず悩んでいる方の力になるために、2009年に開院されました。
鍼灸が初体験の方でも安心して通えるよう、「痛くない鍼、温かいお灸」を常に心がけています。
使用する鍼は全てディスポーザーブル(使い捨て)。その他の医療器具もオートクレーブ(高圧滅菌器)で完全滅菌するなど、衛生面にも十分配慮した施術環境を整えています。
体に鍼が刺されることに、抵抗がある方は、刺さない鍼(鍉鍼)を用いた施術も行っていますので一度ご相談ください。
鍼灸器具の説明
鍼の種類
毫鍼(ごうしん)髪の毛より細い、こちらの毫鍼を当院では主に用いて施術していきます。注射針でさされるような痛みは感じません。
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鍉鍼(ていしん)体に刺すことなく、ツボに当て、気血の流れを調節していきます。鍼が怖いという方、刺激に敏感な方にも安心してうけて頂けます。
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円皮針丸い絆創膏の中心から僅か0.02㎜の鍼が出ています。体に貼り付ける事で持続的な効果をねらいます。
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お灸の種類
もぐさ来院者さまの症状に合わせて「もぐさ」の大きさや形を調製します。
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棒灸温かく心地のよいお灸です。肌につけることなく、輻射熱で温めます。
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温灸こちらも、温かく、熱さの感じないお灸です。体の芯まで温め冷えをとります。
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