我孫子・柏のはりきゅう専門院

起床時に痛む足裏の痛み(40代女性)

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来院者

40代女性

通院期間

2018年9月〜11月

頻度

週1回程度

通院回数

7回

症状

3ヶ月前から、起床時、ベッドから足をおろし床に付ける瞬間に痛みを感じる。

その後、動いているといつの間にか足裏の痛みは軽減していくが翌朝の起床時には、決まって同じ場所に痛みが生じる。

入浴時に、自分で足裏をマッサージをしたり、湿布を貼るなど、試みたが改善しなかったため、鍼灸治療を希望し来院

施術と経過

痛みは、第2趾と3趾の間におこる。
触診をすると、足の裏以外に左ふくらはぎ、左骨盤が右に比べて硬いことを確認した。

初診)足裏の症状は下腿の状態が反映されることが多いため、反応のあった、ふくらはぎのツボに鍼を行ったところ、足底の緊張が緩んだため、この日は施術を終了した。

2診)初診翌日の起床時。
「いつもより痛みは軽減していたが、初診2日後には、以前と同じように痛む」との報告を受ける。

そこで、ふくらはぎには直接、鍼を行わず、ふくらはぎと関連性の高い、骨盤のツボに施術を試みたところ、足底がしっかり緩むことが確認できた。

3診)2診目の翌日から1週間。週の前半にあたる3日間はほとんど、足底に痛みを感じることはなかった。
4日目以降、徐々に症状は再燃するものの、痛みの程度は、初診施術開始前の5割程度であった。

4~6診目)施術の間隔を1週間から4日おきに変更し、同じ施術を繰り返す。

施術開始前、足底の緊張をその都度確認していったところ、徐々に緊張度合いが安定していく様子が窺えたため、施術間隔を4日後から、10日後に変更する。

7診目)7診目来院時、10日間、症状は再燃することなく過ごせたという報告を受け、足底の硬さも緩んだ状態が維持できていたため、再発予防のエクササイズを指導し施術を終了した。

使用したツボの一例

合陽L 承山L 空髎L

まとめ

足底の症状は、下肢の筋肉の柔軟性が低下することにより起るケースが多い。

本症例では、このことに着目し、始めは下肢の緊張を解放する目的でふくらはぎにあるツボに鍼をおこなっていたが、1回の効果が安定しないため、下肢を緊張させる原因が他にあると考え、ふくらはぎと関連性の高い骨盤に対する施術を加えることで、施術毎に安定した効果を得ることができた。

4診目から6診目まで、施術間隔を短くし、1回の施術効果が消失するまえに次の施術を行ったことも回復の大きな要因と考えられる。

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