足を床に着くと電気が走るような痛み(30代男性会社員)
" モ-トン病・足底筋膜炎 "
来院者
30代男性
通院期間
2023年6月〜 約1ヶ月間
頻度
週2回
通院回数
6回
症状
4年前から、足の裏に軽い痛みがあったが、
来院4日前の起床時、足を床についたところ、左足の付け根(第2趾と第3趾骨の間)に電気が通ったような激しい、痛みが出現。以後歩くことが困難になる。
歩くこと以外に子供を立位で抱っこする時に痛みでる。
経過と施術
体のバランス、歩行時の体重のかけ具合から、左ふくらはぎに問題があると考え、
鍼を行う。
同施術を2回行った、ところ痛みは消失。痺れは残る。
3回〜4回目:歩行時に足裏にかかる、負担を減らすため、首・骨盤の柔軟性を増す、目的で臀部周辺の硬結に鍼を行う。
痛み痺れが消失。しかし、足裏に紙一枚貼ったような違和感が残る。
5〜6回目:右足に重心がしっかり乗ることで左足にかかる負担が減ると考、上脛腓関節の周囲に鍼を行う。
施術後歩行時の姿勢を確認すると、左右に均等に体重かけられていることを確認。
6回目の施術の翌々日。違和感も消失したとの報告を受け、施術を終了とした。
使用したツボの一例
下承山L 四隧L C2(2)L 玉陽R
まとめ
足裏の症状は、ふくらはぎ、骨盤、首のいずれか柔軟性が低下して、出現することが多い。
本症例では、左半身の関節の柔軟性を取り戻し、右に体重を自然にかけられるよう施術をおこなったところ、痛み、痺れ、違和感が順に消失した。