夏の土用
こんにちは。
ゐろは鍼漢院の池内です。
今日は「土用の丑の日」ということで、鰻を食べようと決めている人も多いのでははいでしょうか?
今は取れなくなりましたが、以前は手賀沼の鰻は味がいいと云うことで、江戸で高値で取引されたそうです。
さて、「土用の丑」の行事から、夏の土用が一番有名で、重要視されているようですが、実は、この「土用」は年に四回訪れます。
【18日続く土用】
土用は東洋思想の五行(木火土金水)に由来する雑節で、立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間にあたります。季節の変わり目でもあり体調を崩しやすい時期でもあります。
「夏の土用」は立秋まえの18日間、今年で言えば7月20日から8月6日までが此の期間にあたります。
【土用の禁忌】
土用は土を動かすような作業は禁忌としています。また夏の土用は台風が接近する時期でもあり、海には土用波という大波が打ち寄せるので注意が必要と云われています。
【土用の習慣】
土用の季節は養生をして体を整え来たる季節に備えるための習慣がいくつかあります。
冒頭でふれた、「鰻を食べる習慣」もその一つで、他に衣類や梅を陰干しする、「土用干し」や、ショウブやヨモギの薬草風呂に入る、「丑湯」などがあります。
手賀沼周辺にも美味しいうなぎ屋さんが、何件かありますね。
店頭販売などしていると、ついつい匂いに誘われてしまいます。
最近では絶滅が危惧されている品種もあるので、感謝してを忘れずにいただきたいと思います。
我孫子・柏の鍼灸院 ゐろは鍼漢院
当院は我孫子駅南口から徒歩8分、板東バス「手賀沼公園」から徒歩3分の所にある治療院です。
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鍼灸専門 ゐろは鍼漢院 院長
2009年「ゐろは鍼漢院」開院 現在臨床暦19年。
「一本の鍼には、一人の可能性を広げる力がある」
を信条に日々奮闘中。
2012年より、「日本獣医中医薬学院」の専任講師として
今日まで、100人以上の獣医師の鍼灸教育に関わる。
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